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短時間出力36kW（25％ED）の高出力ビルトインモータが駆動する主軸は、最大トルク344N・mと主軸最高回転速度10000min-1 （rpm）を可能にし、低速域での鋳物、鋼材の重切削加工から、高速域でのアルミニウムなどの非鉄金属の高速切削をも実現。

 

 

テーブルサイズ2100x3000mm、2100x4000mm、2100×5000mm/3100x6000mm、3100x10000mmに対して、Y軸ストロークは3600mm/4600mmもあり、テーブルの幅をフルに使用する大物加工物の場合でも、主軸ヘッド水平位置で行なう側面加工が工具突き出し量の短いフェイスミルだけでなく、ドリル、タップ等でも最大400mm突き出して加工できます。 さらにクロスレールはCNC制御のW軸駆動としており、ワークに合わせた最適な高さに位置決めしZ軸突き出し量を最小にすることで、どの高さでも切削能力を十分に発揮。

 

 

X,Y軸でサーボモータと直結したボールねじナット回転送り機構を採用するだけでなく、従来Z軸に採用されていたカウンターバランスを外し、高応答性を実現するリニアガイドとツインボールねじを採用することにより、早送り速度30m/minと大幅な真円度向上を実現。

 

 

ダイレクトドライブモータを採用することにより、B軸（0.8sec/90°）、C軸（1.5sec/180°）と、最少割り出し角度0.0001°の高速高精度割り出しを可能に。また、垂直軸から水平軸へのヘッド交換を必要としないため、非切削時間を短縮し大幅な生産性向上を実現。